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株式会社森鉄工所様/デジタル化で帳票量が1/2になり、圧倒的に調べやすくなりました

 2020.7.17 導入事例

主にステンレス鋼や鉄板などの金属加工事業を展開されている株式会社森鉄工所様。国内唯一の専業メーカーとして、全国のプラント向けにステンレス製溶接キャップを一貫生産・短納期対応で納品されています。現在は、単品加工品の日報集計にPro-Manager(以下:プロマネ)を導入いただいています。

今回は、従業員の方にお話をうかがいました。

 

工数の値決めやデータ検索にシステムを活用

ーー今回どのような帳票をデジタル化されましたか?また、その経緯は?

今までデジタル化した帳票は、主にキャップ関連が多いです。生産管理システムや販売管理システム、受発注入力、見積り、在庫集計等です。

現在マウンテンゴリラさんにお願いしているのが、単品加工品の日報集計です。今まで日報はすべて紙で書いていて、毎日約20~30枚の日報が出力される状況でした。システムを導入してからは、約1/2の量に減りました。

今回導入した経緯は、実際どれだけの工数がかかっているのかが今まで見えなかったため、作業時間を見える化し、管理したいと考えたからです。

ーーシステム導入後、日報の集計データはどのように活用されていますか?

工数の値決めをする際に役に立っています。お客様からの受注に対して、先に見積りする場合と、後で価格を決める場合がありますが、基本的には後で価格を出すときに作業時間の集計データを参照しています。先に見積りしている場合は、本当にその工数で出来たのかなという整合性を取るために活用しています。

まずタブレット上で受注番号を検索し、作業時間を確認します。実際の作業時間をもとに、市場価格とバランスを見ながら価格を決めていきます。実際、大幅に作業時間がかかっているというものも中にはありますので、あまり市場の価格とかけ離れないように注意を払っています。

 

ーー他にはどういった活用をされていますか?

手書きの日報の難点は、集計作業がほぼできないんですよね。日報を見ても、雰囲気を感じて終わり、となってしまいます。

また、手書きでやっていたときは、PDFで日毎にデータを保管していましたが、後でさかのぼってデータを探すとき等にものすごく時間がかかっていました。そういうことに結構手間がかかっていたので、受注番号を検索するだけで必要なデータが出てくるようになったのは、非常に楽になりました。

 

ーー雰囲気しか分からなかった日報をデジタル化することで、今後はデータで深掘りできるんじゃないですか?

はい、圧倒的に調べやすいですし、今後はデータで深掘りできると考えています。

対応の良さと費用感がシステム導入の決め手

ーー弊社を知ったきっかけや、システム導入の決め手は何ですか?

IoTについて調べた時に、マウンテンゴリラさんの新聞記事が出てきました。それを見たうちの社長が面白そうだと感じ、連絡して話を聞いてみたら、井口さんが来てくれたので。プロマネを導入した決め手は、井口さんの対応と費用感ですね(笑)

 

ーー導入にあたり、他社比較はされていないですか?

社長はスピード感を持ってやっているので、システム導入の際に比較検討はしていません。導入するにしても何にしても、何社か声を掛けて見積りを出してとなると、ものすごく時間がかかってしまいます。最終的に1社に決めるなら、他社にかけた労力が無駄になるのであまりしないです。

特に、昔からお付き合いいただいているお客様は、うちの会社に来ると本当に変わったね、と仰います。僕が入社した5年前でも、機械はほとんどありませんでした。今の社長に変わってから、会社の内容もがらりと変わっているので。今回のシステム導入も、そういった改善しよう、変えていこうというマインドが大きいです。

 

ーー導入のプロセスはいかがですか?

現在、単品加工はすべてトレロ(無料のプロジェクト管理ツール)で管理していますが、トレロからデータを渡す際の連結がまだまだで、しっかり運用を始められていませんが、マウンテンゴリラさんにこまめに修正対応いただいているのが良かったです。営業の方のメールの返信が早いですね。本当に対応してくれているので、ありがとうございます。

 

ーー導入後の変化について

数字の変化はまだまだこれからですね。数字以外の変化では、現場での日報集計を始めた中で、色んな問題点が出てきたので、今対応している所です。

上記の問題点は、システムにすべて事細かに打たないと入力完了にならない点でした。実際の入力画面で、プランナンバー(受注管理番号)を入れても商品名が出てこなかったり、各作業工程(レーザー・溶接・機械加工等)の項目名にしっかり一致しないと商品名が出てこないということがありました。

また、年配の方はトレロを使っていないので、その後工程の人間が日報を打ちたいと思っても、トレロによる機械や工程の紐づけ連携がされていないので作業データが探しづらかったんです。若い人が4~5人分のデータを1時間くらいかけて探してくれていました。

そういう所を対応してもらって、今は工程を入れなくても大丈夫になり、使いやすく改善していただきました。

今後の展開

ーー5年前からIT化の部分も大分変わりましたか?

IT化は進みましたけど、まだまだですね。たとえば紙をなくしたいということで、うちでは今まで何十箱という段ボールで保管していた図面等をすべてサーバーにスキャンして入れました。すると、データを後で追いやすくなったのと、紙がなくなったのですっきりしました。

こういう事務所の変化と、現場の方もロボットを導入しました。キャップは、すべて規格が決まっていて標準品なので量産が可能です。いずれはキャップの量産はロボットがしていくんだろうと思っています。

今後は、単品加工でも人がつかないようにしたいですが、やっぱりこれは難しいので、そういう意味ではIoT化を進めたいと思っています。

 

ーー今後の展開はいかがでしょうか?

製造現場の見える化が大事だと思っています。毎日仕事する中でも、日報等でリピート工程の作業時間が計測できて、それを次回以降に比較検討・反映できれば、加工時間の目安にもなります。

そういう部分で、今まで紙帳票だとうやむやになっていた作業効率等の分析を行うことで、技術力を向上したいと考えています。

 

ご協力いただいた会社詳細

株式会社森鉄工所様

URL:https://www.moritks.com/